どうも、はぱをです。
私は現在TRPGをはじめて3年くらい。
普段はTRPGのシナリオ書いたりしている。最近はシステムを作りたいな〜とか考えつつ。
この記事はそんな私が「TRPGに興味はあるけど、何なの?どうやってはじめればいいの?」という人に向けて書いたものだ。
はじめに言っておくと、TRPGを始めるのはそんなに難しくない。
この記事を読み、後述する方法を試せば、あっという間にTRPGプレイヤーデビューできるだろう。
それではまず、さくっと「TRPGって何なの?」というところから話していこうと思う。
TRPGとは何か

今回はTRPGの歴史などについては触れず、簡単に概要だけ説明することにする。
「TRPGとはテーブルトークロールプレイングゲームの略称です」と説明すると、もしかしたらこう思う人がいるかもしれない。
「え? 普通のRPGのゲームとは何が違うの?」
全然違ぁう!!!!!!!!!!
ド〇クエとか、ポケ〇ンとかは、おそらく一般の人が認識しているゲームはゲーム機を使ってやるイメージではないだろうか。
しかし、TRPGには専用のゲーム機は必要ないのだ。
ルールブックひとつでさまざまなストーリーのゲームが遊べる
プレイヤーをするだけなら、極論ルールブックと呼ばれる本があれば、さまざまなストーリーのゲームを楽しむことができる。
TRPGではゲームマスターと呼ばれる進行役だけが、あらかじめストーリーの詳細な内容(TRPGではこれをシナリオと呼ぶ)を把握している。
このシナリオというものはゲームの地図のようなものである。
始まりから終わりまでの道順が書かれていて、それに沿ってゲームは進行していく。
しかし、基本的にその他のプレイヤーは、そのゲームがどのようなストーリーなのか、その詳細をあらかじめ知ることはできない。
そのため脱線したり、道順を間違えたりすることがままあったりする。
ゆえに、ゲームマスターはなるべくシナリオに沿ってプレイヤー達に指示を出し、導いていくのだ。
そして、プレイヤーはゲームマスターの指示に従いながら、自分たちだけの物語を辿っていくのである。
自由度の高さがTRPGの最大の魅力!
普通のRPGだと「たたかう」「かいふく」「にげる」などの選択肢が提示されるが、TRPGではそのようにキャラクターの行動があらかじめ規定されていない場合が多い。
だから、プレイヤー自身が「この場面ではどうするべきか、どうしたいか」を考えて行動することができる。
勿論、主人公の台詞もすべてプレイヤーが考えていくのだ。
そのため同じシナリオ(ストーリー)でもプレイヤーが異なれば、全く違う物語になっていく。
また、自分で1からキャラクターを作るところから始めるため、創作の側面も持っていると言えるだろう。特に近年はその傾向が顕著である。
ゲーム性だけではなくて、ストーリー性やキャラクターの関係性などを大切にするプレイヤーが増えているといった印象だ。
これらの自由度の高さがTRPGの一番の魅力。
さらにホラーでハラハラしたいならクトゥルフ神話TRPG。
派手に技を繰り出す厨二バトルを楽しみたいならダブルクロス。
プレイヤー同士の対戦を楽しみたいならインセインやシノビガミ。
キャラクター同士の関係性を楽しみたいならアンサング・デュエットや銀剣のステラナイツ。
……といったように、どのような遊び方をしたいかに応じてシステムを変えられるところも魅力のひとつである。
しかし、TRPG初心者は、まずは1つのシステムから始めて、慣れたら他のシステムもつまみ食いしていくのがいいのではないかと私は思う。
TRPGはどこで遊べるのか

TRPGにはオンラインセッション(通称オンセ)とオフラインセッション(通称オフセ)というものがある。
簡単に言えば、オンライン上でTRPGをプレイするか、オフラインで実際に会ってプレイするかという違いである。
現在はかなりオンラインで遊びやすい環境が整ってきているため、オンセが優勢であると言えるだろう。
しかしオフラインでもTRPGカフェなどで遊ぶこともできますし、一応「TRPG コンベンション 地域名」で検索すればオフセの募集があったりはする。Twitterで募集をかけている人もいる。
ただ、ほとんどのサイトは閉鎖されていたり、更新が止まっていたりといった状況のようだ。
そのため、基本的にはオンラインでやるものと考えておいたほうが無難なのかもしれない。
その場合はインターネット環境が必須になってくる。
またスマホやタブレットでもできる場合もあるにはあるが、基本的にはPCで遊ぶほうがメジャーだと思う。
さらにdiscordやSkypeなどのツールを用いて遊ぶことが多いので、ヘッドセットやマイクなども用意しておくといいだろう。
結局どのマイクが一番いいのかわからない、そんなTRPGオンセマイク難民に告ぐ。色々なマイクを試してみた結果……
TRPGはどのような人に遊ばれているのか

全体的に10代後半から30代のプレイヤーが多い印象だ。
とりわけ、高校生、大学生くらいになってTRPGをやりはじめたという人が多いようだ。
しかし、中には中学生だったり、逆に50代以上のTRPGプレイヤーもいるにはいるため、マナーさえ守って遊べれば年齢は関係ない。
また、最近はYouTubeにゲーム実況者の人がTRPGをプレイした動画をアップしていたり、TRPGをメインにやっているVtuberもいたりする。
その動画を見てTRPGを始めたという人もかなり多いようだ。
そのため日常的にYouTubeなどで動画をよく見ている年齢層にTRPGプレイヤーが多いイメージである。
男女比はシステムにはよるが、やや女性が多いかもしれない。
現在、私はクトゥルフ神話TRPGをメインでプレイしているが、比率はおよそ3:7くらい。
もっとシステマチックなシステムのTRPGだと、男性のプレイヤーの比率が大きくなるようだ。
これは私が数年間TRPGを遊んできた中で思ったことなのだが、TRPGにハマる人はたいてい以下の3タイプのどれかに当てはまる気がする。
- 創作が好き
- 演じるのが好き
- 自分でカスタムできるゲームが好き
この要素を持っている人は、確実にTRPGにハマる素質を持っていると言える。
反対にこれに当てはまらないという人もいるだろう。だが、それは少数派だ。
少しでも当てはまるのであれば、是非TRPGの沼へ足を突っ込んでみてほしい。
もちろんそうでない人も、大歓迎ある。
もしかしたら、TRPGを始めることで新しい扉が開いてしまうかも……!
TRPGをどうやって始めればいいのか

TRPGの始め方はざっくり分けると3つ。
- Twitterの募集などに応募する。
- TRPGカフェなどに行く。
- TRPGをやっている友達にお願いする。
では、それぞれの補足をしていく。
Twitterの募集などに応募する。
Twitter上で「卓募集」「PL募集」などのキーワードで検索すればヒットするはずだ。
これはその募集の中の一つにリプライなどで応募するという方法。
紹介しておいてなんだと思うかもしれないが、正直この方法はかなり心理的なハードルが高いと思う。そしてあたりはずれがかなりあるので、あまりおすすめはしない。
さらにこういった募集では、ルールブックを持っていることが前提とされている場合がほとんどである。
「まだ楽しいかどうかもわからないのに、わざわざお金を出してルールブックを買うのはちょっと気が引ける」というのが初心者の本音ではないだろうか。
なので、これはもうすでにルールブックを持っていて、ある程度動画などを見てルールを把握している人にしか私はおすすめできないと思っている。
TRPGカフェなどに行く。
これは、下記のようなTRPGを遊ぶことのできるお店に行くという方法である。
ここでは常にプレイヤーの募集が行われており、未経験者や初心者にもきちんとルールなどを説明してくれる。その上で遊べるのでかなり安心だ。
2000円程度の料金は発生するが、それ以上に楽しい経験ができると思うので、割とおすすめである。
さて、TRPGカフェが近くにない、もしくは「お金がかかるのはちょっとなあ」と思ってる人。
そんなあなたはとりあえず次の方法を見てみよう。
TRPGをやっている友達にお願いする。
最終手段はTRPGを既にプレイしている友達にお願いすることである。
これが一番安全で簡単だと私は思う。
ルールブックも友達であれば見せてくれたり、書いてあることを教えてくれる可能性が高い。
ゆえに体験するためにかかるコストは一番低いと言える。
友達であればキャラクターの作成から、プレイする上でのルールも教えてくれるはずだ。
また質問する側もされる側も気軽にやりとりできるし、なにより友達とやると楽しいので、まずは顔見知りの友人と一緒にプレイしてみるのがいいだろう。
特にあなたが大学生で、学内にTRPGサークルがあるという場合は幸運だ。
おそらくサークル活動でやるTRPGはオフセになるとは思うが、そこから経験値を積むというのも割とアリではないだろうか。
私も何度か未経験の友達に頼まれたことがありますが、見事に全員TRPG沼にはまっていった。
とりわけ最初のTRPGのセッションが楽しいかどうかはかなり重要だと思うで、Twitterの募集で博打をするくらいなら、確実に信頼できる友達の元でTRPGをスタートしてみてほしい。
最後に

TRPGは自宅でネットを繋いで遊べるし、プレイヤーの年齢性別もさまざまだ。
そして、TRPGを始めるのはそんなに難しくはない。
きっとやればやるほど楽しくなってくるので、是非TRPGで遊んでみてほしい。
「お金もかけたくないし、友達もいないし一体どうしたらいいんだよ!全然簡単じゃないじゃん!」
と思ったそこのあなた。
まあ、これは最悪、本当に最後の手段として〜〜って感じではあるのだけれど、どうしてもというのであれば、私に頼め。
私が忙しくないとき限定でにはなるが、私のTwitterをフォローして、この記事を読んできたとDMしてくれれば、対応しよう。
マナーを守って遊べる人であれば大歓迎である。
さてそれでは今回はここまで。
よいTRPGライフを!
以上!!!!!!!!!!!
ほなね〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
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TRPGやってると絵が上手くなるって本当?その答えを求めて我々は画像フォルダの奥地へと向かった。
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