この4つを持たせるだけで魅力的なキャラクターを生み出せます。

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どうも、はぱをです。

この記事をクリックされたそこのアナタ!
魅力的なキャラクターを作りたいと思っていらっしゃるのですね?

任せてください。

今回はキャラクターに持たせると必ず魅力的になってしまうものを4つご紹介いたします。

この記事を読めば簡単に魅力的なキャラクターを作る方法がわかり、実践すればあっという間にあなたのキャラクターは誰かの推しになってしまうかもしれませんよ。

もしよければ、最後まで目を通してみてくださいね。

キャラクターに持たせるべきもの1【癖】

 

キャラクターを作るときに持たせるべきもの1つ目は「癖(くせ)」です。

癖とは偏った好みや習慣のことです。癖の中には口癖や手癖足癖、思考の癖などもありますね。
好きな食べ物や性癖なんかもこの癖の中に含めて問題ありません。

自然な癖を持たせた場合にはまるで本当に存在するかのような人間らしさが出ますし、反対に強い癖を付ければよりキャラクターらしくなります。

どちらにせよ、癖があることによってキャラクターの解像度が上がります。その癖によってキャラクターの性格やこれまでの軌跡を表現できるのです。

例えば、「このキャラクターは怒りっぽい性格だ」と説明されるより、「このキャラクターはすぐにイラついて貧乏ゆすりをする」と説明するとどうでしょうか。怒りっぽいだけでなく、「なんだか神経質そうだな」「周囲から怖がられてそう」など伝わる情報量が増えますよね。

他にも、とっても可愛らしいアイドルのキャラクターがいたとします。彼女の好きな食べ物がパンケーキであれば「ミルクティーとか飲んでそう。日常生活もキラキラで可愛いんだろうな。インスタとか好きそう。」と想像できます。

逆に好きな食べ物がいかの塩辛であれば「居酒屋とか好きなのかな。もしかしたら私生活はオッサン系なのかも?部屋とか汚かったりして…」と想像してしまうのではないでしょうか。
好きな食べ物を1つ設定するだけでここまで表現できます。結構侮れないものですよ。

キャラクターの解像度が低いと他と差別化ができず、ただのモブになってしまいます。

なるべくキャラクターの解像度を上げるために、とにかくキャラクターには最低1つ癖を持たせてみましょう。

キャラクターに持たせるべきもの2【エピソード】

 

さて、キャラクターの解像度を上げるという観点から、もう一つ大切なものがあります。

それが「エピソード」です。キャラクターらしい具体的なエピソードを1つ持たせることで、ぐんと魅力がアップします。

ひとつ例を出しましょう。

  • 野球部で坊主頭
  • 関西からの転校生
  • 放送部

という設定のキャラクターがいたとします。

これだけの設定を読んで、どのような印象を持たれましたか?

野球部で坊主なら、ストイックな感じ……それとも熱血系?関西からの転校生ということはクラスに馴染めてないのでしょうか?放送部は陽キャの巣窟と言われています。じゃあパリピなのかな?など様々な想像ができるかと思います。

これは実際に私がそのキャラクターを作ったときに用いたエピソードです。

  1. 「自分の好きな音楽を流せるからという理由で放送部に入り、自分の当番のときには落語のCDを流したりする」
  2. 「文化祭でメイド服を着たところあまりの似合わなさに大爆笑をかっさらった」
  3. 「野球部のキャプテンで、後輩からも同期からも信頼されているが、ポジションは2番でどんな打球も器用に当てる。しかし、4番エースの陰に隠れてしまっている二番手」

このようにエピソードが追加されるとどうでしょう。

1つ目と2つ目のエピソードで「三枚目のお笑いキャラ」だとはっきりしました。

しかし、3つ目のエピソードが追加されることで「順風満帆なただの人気者ではなく、案外器用貧乏」ということも伝わるはずです。

ぼやけていた輪郭がよりはっきりし、焦点が定まる感覚を感じていただけましたか?

よりキャラクターの輪郭を絞って、くっきりさせていくことが大切です。

エピソードのないキャラクターはキャラクターではありません。ただ「日本人 男性 中学生」のようにカテゴリーを並べただけなのです。そのカテゴリーに属するキャラクターはたくさんいます。

ちゃんと個人を特定できるような独自のエピソードを持たせてあげましょう。

キャラクターに持たせるべきもの3【ギャップ】

 

3つ目は「ギャップ」です。
これはもう言わずもがなといった感じでしょうか。

ギャップとは大きなずれのことです。つまり意外性のことですね。

人は裏切られるときゅんとする。

昔読んだなんかの恋愛指南書に書いてありました(笑)
よく覚えてはいませんが。

確かにそうだと思います。

人は誰しも「実は」という言葉に引かれてしまう生き物ですし、いい意味で裏切られると好きになってしまうのです。

しかし、ギャップのいいところはダメなところこそ魅力につながるという点です。

喧嘩の強い強面ヤンキーが実は可愛いもの好きで、猫を「ネコちゃん」呼びしているですとか、クールで仕事のできる女性が実は料理がド下手ですとか、一見かっこ悪いところが生かされる。

ギャップは素晴らしいですね。

とにかく、ギャップ萌えキャラを狙わずとも、1つくらいは裏切れる要素を持っておいた方がいいでしょう。

何が誰に刺さるかはわかりませんから。ピンポイントで誰かを撃ち抜いて骨抜きにできるかもしれません。

本当に小さいギャップでもいいんです。可愛い系の顔した男の子の一人称が俺とか、顔に傷があるけど普通に転んだだけとか。

ちなみに私はすごい無口でクールな男の人がすごい天然ボケとかが好きですね。

現場からは以上です。

キャラクターに持たせるべきもの4【秘密】

 

最後に持たせるべきなのは「秘密」です。ギャップと似ているように感じるかもしれませんが違います。

秘密は必ずしも意外性のあるものではなくていいのです。そしてギャップは見せることに意義がありますが、秘密はなるべく見せてはいけません。

秘密とはパンツです。

パンツは見えないから見たくなってしまうもの、そしてチラリと見えそうで見えないからこそよりいっそう見たくなってしまうものです。

特にそれが可愛い女の子だったりしたら、何が何でも見たいですよね?(私はどちらかと言えば見たいですね。)

これはそのキャラが魅力的であればあるほど、効きます。

秘密をチラ見せされると、「え?どういうこと?一体何を隠しているの?」とつい気になってしまうのです。

そう思わせたらもうこちらのものです。その人はあなたの罠にはまって抜け出せなくなるでしょう。

例を挙げます。これも実際に私が作ったキャラクターの1人なのですが、彼は超人気のスターです。

甘いマスクと優しい王子様のようなキャラクターがウリです。女性から非常に人気があるため恋多き男でもあります。

しかし物語の中で彼が実はシリアルキラーで、今まで関係を持った女性を全員殺していたことが判明します。しかもただの殺人ではありません。バラバラに分解し芸術作品を作っていたのです。

これは意外なギャップですよね。

そんなサイコパスな彼に「どうして殺すのか」とたずねると、彼は「どうしてかな。理由なんてないよ」と言って目を伏せて寂しそうな表情で笑うだけ

そんなことされたら、こう思いませんか?

「えーーーーーーーーー!?なんだなんだ!?ただのサイコパスと違うん!!??絶対なんか理由あるやん!!」

やっていることは完全にサイコパスなのですが、どうやら何か事情がありそうです。そうなるともっと彼のことが気になってきませんか?

そうです。秘密を隠されると暴きたくなってしまうのが人間というものなのです。

そのため、秘密はなるべくキャラクター側から安易に見せびらかしてはいけません。

できれば、物語の最後まで、もしくは終わるまで隠しておきましょう。

そしてアフターエピソードとして「実はね……」と話すことで、二度美味しいキャラクターになるのです。

まとめ

 

さて、今回はキャラクターを魅力的にする4つ持たせるべきものをご紹介いたしました。

もう一度まとめておきますね。

  1. エピソード
  2. ギャップ
  3. 秘密

この4つを持たせましょう。

端的に言えば、癖とエピソードを持たせることでキャラクターの解像度を上げて、「実は」のギャップで裏切り、秘密をチラつかせて飽きさせないことが大切なのです。

少しでも参考になれば幸いです。

是非この4つのポイントを押さえて、魅力的なキャラクターを作って、激推しされちゃいましょう!

 

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